ダンケルク

第2次世界大戦、フランス北端のダンケルクまでドイツ軍に追いつめられた40万の英・仏軍の兵士達。
ドーバー海峡を渡り救出に向かうイギリス軍艦、戦闘機や民間船を描いた映画です。


実話に基づいており、臨場感にあふれています。
私を含め日本人はこの話を知らない人が多いのではないでしょうか。
イギリス人にとっては忘れることの出来ないものだと思いました。

下町ロケット2 ガウディ計画・・・池井戸潤

ロケットエンジン部品であるバルブシステムで最先端技術を持つ町工場、佃製作所。
直木賞受賞作品の第2弾です。



佃製作所に医療機器部品試作の依頼が持ち込まれるところからストーリーは始まります。
医科大学、大手メーカー、行政機関そしてライバル企業の思惑が交錯するなか、思いもよらぬ医療機器の部品開発に没頭することに。
あっという間に読み終え、期待通りの面白さでした。

花神・・・司馬遼太郎

久しぶりに司馬さんの小説を読みましたが、やはりさすがに面白かったです。

村田蔵六（大村益次郎）
長州の田舎医者であった蔵六が緒方洪庵のもとで蘭学をまなび幕末の動乱の中で近代軍制を創設していくわけですが、木戸孝允に才能を見いだされ、次第に時代を動かす重要な役割を担っていきます。



蔵六がいなければ、明治政府ははたしてあのような形で成立しえたのかと思わせるほどの傑出した人材であったようです。
靖国神社にその像が建っています。