日本のいちばん長い日・・・半藤 一利 [book]
昭和20年8月15日の天皇陛下玉音放送に至る24時間を描いた作品。
最近映画化され改めて注目されたように思います。
原爆投下からポツダム宣言受諾にいたる日本国政府の内実。国体護持のためあくまでも戦争を続行しようとする一部陸軍兵士によるクーデターが詳細に記されており、少なからず衝撃を受けました。日本人は皆この史実を知っているのでしょうか。
アメリカの戦争責任・・・竹田 恒泰 [book]
関西の人気TV番組「そこまで言って委員会」でお馴染の竹田さん。
初めてその著書を読みましたが、文章も読みやすく理路整然とした内容にとても感心しました。
日本国民であれば本来知っておかねばならない「アメリカはなぜ原子爆弾を落としたのか」について現存する記録を整理しながら説得力のある事実を提示されています。また、ソ連はなぜ最後に侵攻したのか、米ソの思惑が見えてきます。